毛の構造と発毛サイクル

肌の部分には毛根と呼ばれる器官があり、その根元にある毛球と呼ばれる場所で毛が作られています。毛球の周りにある毛母細胞が、毛乳頭によって細胞分裂を起こした後、その組織が上に押し上げられた結果、毛が生えてくるといった仕組みです。肌から露出する形で生えてきた毛は、肌の角質層が変化してできる皮膚の一部となります。毛の生え方には、成長期と退行期、休止期の3つで構成される、毛周期と呼ばれるサイクルがあり、3週間単位でその期間が変わります。こういったサイクルで生えてくる毛は、何らかの処理をして脱毛する必要がありますが、いくつかの方法が存在します。

自己処理による脱毛とその問題点

成長期になり生えてきた毛を処理する方法の中でも、自分で毛を処理する自己処理は一般的に行われています。最も多く行われている方法に、カミソリを使ったムダ毛処理がありますが、毛抜やテープなどの自己処理も比較的多く用いられています。この方法では、表面上の毛を処理できる一方、皮膚組織の一部も削り取っているといった問題もあり、場合によっては、毛膿炎と呼ばれる皮膚の炎症が起こる可能性があります。

脱毛サロンによる脱毛とそのメリット

自己処理以外で毛を処理する場合、お金を支払って脱毛サロンなどでの脱毛処理を行うケースがあります。脱毛サロンでは、光や電気、レーザーなど様々な脱毛処理が行われますが、毛周期のうち、成長期に差し掛かっている毛が対象となります。従って、退行期および休止期に該当する毛も含めて、全ての毛を処理する必要があるため、通常は脱毛サロンに複数回通います。自己処理とは違い、皮膚関係の病気を引き起こしにくく、毛が生えなくなる、もしくは生えにくくなるといったメリットがあります。

上野の脱毛サロンやクリニックは、駅チカな場所が多いので通いやすいですし、買い物ついでなどにも寄りやすいです。